1979-05-29 第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第17号
私は奈良県選出ですけれども、奈良県の状況を見ましても年々増加をしてきて、現在、管理Bと管理Cの患者数はすでに二千人を超えておる実情にあります。四十八年からこの健診が始まっておるわけですけれども、昨年の一九七八年にはBが百六十人、Cが百六十三人、四百五十四人の健診者の中で三百二十三名という患者が発見されておる。
私は奈良県選出ですけれども、奈良県の状況を見ましても年々増加をしてきて、現在、管理Bと管理Cの患者数はすでに二千人を超えておる実情にあります。四十八年からこの健診が始まっておるわけですけれども、昨年の一九七八年にはBが百六十人、Cが百六十三人、四百五十四人の健診者の中で三百二十三名という患者が発見されておる。
○説明員(北郷勲夫君) 昨年、先生の御質問の中で、C患者といいますか、要医療という方は労災で医療がかかれるけれども、管理Cになっていない方々——管理A、管理Bと、こうあるわけでございますが、この方々の中に実際に医療を受ける方がおられる、この方々について中途半端に、谷間になっていると、こういう話でございました。
管理Bの方につきましてもいろいろ自訴があるかと思いますけれども、私ども労災補償の対象とするということに至りますのには、先生御承知のような管理Cの段階になってはっきりと白ろう病であると、業務と因果関係のある白ろう病であると認定いたしました際に労災補償の対象にするわけでございまして、それに至りません段階におきまして患者からいろいろの自訴がありました場合には、これはまだ私どもの認定の対象とするには至らないというふうに
通達によれば、管理Bは第二次検診が必要でございます。管理Cは必要な療養を受けなければなりません。ところが、このBの人は二次検診が必ずしもやられていません。Cの人は必要な療養を必ずしも受けておりません。ここに問題があるわけです。Bの人は必ず健康診断を精密検査の二次検査を受けるように、Cの人は必ず療養を受けるように、制度的な保障がなければ、制度的な取りきめがなければなかなかやれないのでございます。